2016年秋の大会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2J05-09] 環境放射能2

2016年9月8日(木) 10:35 〜 11:55 J会場 (久留米シティプラザ 中会議室)

座長:町田 昌彦(JAEA)

10:50 〜 11:05

[2J06] 大気拡散モデル湿性沈着過程の福島原発事故データを用いた再現性の検討

*水谷 健太1、杉浦 宏樹1、平尾 茂一2、森泉 純1、山澤 弘実1 (1.名大院工、2.福島大)

キーワード:福島第一原発事故、湿性沈着、大気拡散モデル

大気拡散モデルによる放射性物質の拡散シミュレーションにおいて、湿性沈着の再現性には課題がある。本発表では福島第一原発事故の航空機モニタリングデータや線量率データ等を用いて、3次元的な大気中水分量と湿性除去の空間範囲を関連付けるパラメータ及び除去速度に関するパラメータについて、感度解析を行うとともに実測値との比較を行う。特に2011年3月15日付近で発生した沈着に着目し、再現性を検討した結果について議論する。