2016年秋の大会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2J10-14] 放射線(能)測定2

2016年9月8日(木) 14:45 〜 16:05 J会場 (久留米シティプラザ 中会議室)

座長:平山 英夫(KEK)

15:00 〜 15:15

[2J11] 空からの放射線計測技術の高度化

(1)ドローンによる測定データの地形補正手法の検討

*佐々木 美雪1、西澤 幸康1、石崎 梓1、伊村 光生2、眞田 幸尚1 (1.日本原子力研究開発機構、2.応用地質株式会社)

キーワード:ドローン、μUAV、遠隔放射線測定、地形補正、福島第一原子力発電所事故

日本原子力研究開発機構では、ドローンを用いた放射線モニタリングシステムの開発を行っている。有人や無人のヘリコプター等によるモニタリングと比べ、ドローンは安価で小型であり、低高度飛行が可能であることから、狭い地域を手軽に測定できるツールとして有用である。しかし低高度フライトでは地形の起伏等により、ドローンによる測定値が地上測定値と一致しない課題があった。そこで本研究では、地形データ等を用いた補整手法の検討を行った。