2016 Fall Meeting

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Oral Presentation

VI. Health Physics and Environmental Science » Health Physics and Environmental Science

[2J10-14] Radiation Measurement 2

Thu. Sep 8, 2016 2:45 PM - 4:05 PM Room J (Kumume City Plaza - Conference Room)

Chair: Hideo Hirayama (KEK)

3:45 PM - 4:00 PM

[2J14] Advancement of airborne radiation measurement technology

(4)Investigation of snow effects on aerial monitoring

*AZUSA Ishizaki1, Airi Mori1, Yukihisa Sanada1, Mitsuo Imura1, Miyuki Sasaki1, Mutsushi Ishida1, Masahiro Munakata1 (1.Japan Atomic Energy Agency)

Keywords:Aerial radiation monitoring

環境中に放出された放射性物質の沈着量や空間線量率を広域かつ迅速に取得する手段として、航空機モニタリングが実施されている。しかし、過去には予期せぬ積雪ため、正確な測定値の解析が行えない状況が発生している。同様の状況に備え、放射性物質沈着後に積雪した場合も一定の精度で航空機モニタリング測定値の積雪前値への換算を可能にする必要がある。本研究では、積雪深から積雪による放射線の減弱量を取得し、航空機モニタリングで積雪時に取得した空間線量率を積雪前の空間線量率に補正する方法を検討した。積雪前後に航空機モニタリング、航空レーザー測量、地上測定を実施し、空間線量率、積雪深を取得した。さらに、地上測定では、補正に必要な積雪密度を取得したが、積雪深の増加に伴い、減少する傾向が見られた。補正により積雪前の空間線量率に近い値がえられたが、減衰量積雪水量に依存するため、積雪密度を正確に取得することが課題である。