2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[2K01-06] 二相流・相変化1

2016年9月8日(木) 09:30 〜 11:10 K会場 (久留米シティプラザ 大会議室1)

座長:村瀬 道雄(INSS)

10:15 〜 10:30

[2K04] 高温高圧水配管破断時のジェット形状及び流体力評価

*高橋 志郎1、高村 則之2、徐 強2 (1.日立、2.日立GE)

キーワード:1.噴流、2.流体力、3.給水配管、4.配管破断

原子力プラントでは、配管破損時に生じるジェットが周囲の配管や機器に影響を与えないように設計する必要がある。高温高圧の主蒸気系や給水系の配管が破損すると、破断面から蒸気ジェットが生じ、蒸気ジェットは音速を超えて雰囲気に噴き出す。高温で超音速の蒸気ジェットの発生は、その領域内で安全機器や配管に重大な影響を及ぼす可能性がある。蒸気ジェットの形状(影響範囲)及び流体力(強さ)を評価することは、配管破損防護設計において重要である。これまで、著者らは蒸気配管破断時の蒸気ジェットの形状(影響範囲)及び流体力(強さ)を評価してきた。本研究の目的は、高温高圧水配管破断時の水フラッシュジェットの形状(影響範囲)及び流体力(強さ)を評価することである。本研究では、粒子イメージ流速計測法(PIV)を用いて水フラッシュジェットを可視化し、その形状及び流体力を評価した。