2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[2K07-09] 事故進展解析

2016年9月8日(木) 11:10 〜 12:00 K会場 (久留米シティプラザ 大会議室1)

座長:大川 富雄(電通大)

11:40 〜 11:55

[2K09] リフラックス冷却条件下の窒素ガス挙動に関するROSA/LSTF実験とRELAP5解析

*竹田 武司1、大津 巌1 (1.日本原子力研究開発機構)

キーワード:PWR、ROSA/LSTF、リフラックス冷却、窒素ガス、RELAP5コード

蓄圧注入系の隔離失敗により窒素ガスが一次系へ流入する際に一次系の冷却材量等のパラメータが減圧阻害現象に与える影響を調べるため、ROSA/LSTFを用いて低圧・リフラックス冷却条件下での窒素ガス挙動に着目した個別効果実験を実施した。窒素ガスの注入を重ねると一次系圧力が上昇し、蒸気発生器伝熱管群では非一様な流動挙動を示した。加えて、RELAP5/MOD3.3コードによる事後解析を行い、窒素ガス挙動の予測性能について検討した。