2016年秋の大会

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[2M04-08] 人材育成

2016年9月8日(木) 10:40 〜 12:00 M会場 (久留米シティプラザ 大会議室3)

座長:芳原 新也(近大)

11:10 〜 11:25

[2M06] 地域経済における原子力産業の経済効果と人材育成についての一考察

原子力に対する若い世代の意識の視点から

*藤木 亜唯花1、芥川 一則1 (1.福島工業高等専門学校)

キーワード:原子力、人材育成

今後の原子力災害の収束には、およそ40年の歳月を要するといわれている。そのため、長期間の作業に携わる人材の育成は重要な課題である。廃炉作業は住民の合意を得なければ、その遂行に支障をきたす可能性が高いと考え、この状況の改善の試みとして、ビックデータの一つであるソーシャルネットワーキングサービスを活用した意識の分析を行った。分析の結果、人々の震災問題に対する意識の低さが明らかになった。この結果は、原子力の課題を解決するには問題であると考える。まずは若い世代に関心を持たせなければならない。原子力発電に対する依存度が最も高い国の一つであるフランスと日本の学生の意識の比較を行うことで、日本の状況を判断し、今後の人材育成のあり方について検討していく。