2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

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[2M12-15] 合意形成

2016年9月8日(木) 15:35 〜 16:40 M会場 (久留米シティプラザ 大会議室3)

座長:宇埜 正美(福井大)

16:20 〜 16:35

[2M15] 原子力ムラの構造分析から合意形成論へ(6)

湯川秀樹と安全神話

*澤田 哲生1 (1.東京工業大学/先導原子力研究所)

キーワード:湯川秀樹、安全神話、関西原子力、厚生省、原子力ムラ

湯川秀樹は原子力委員を辞した後も、いわゆる「関西原子力」の立地に尽力した。最初の候補地は宇治市であったが、万一の原子炉事故時の水源汚染問題が端緒となり、当時の厚生省から絶対的安全が確保されなければ立地は極めて難しいとの注文がついた。これが我が国の原子力研究開発史における安全神話の発祥である。