16:00 〜 16:15
[2N15] 難測定核種41Caの加速器質量分析法による超高感度測定
キーワード:加速器質量分析法、41Ca、タンデム加速器、⊿E-E検出器
加速器質量分析法(Accelerator Mass Spectrometry;以下AMS)は同位体比10-16オーダまでの測定が可能な超高感度な質量分析法である.41Caは半減期約10万年の長寿命放射性核種であり,40Ca(n,γ)41Caの中性子捕獲反応で生成される.筑波大学のAMSシステムでは検出器に5枚電極型ガス⊿E-E検出器を用いているが,その測定において障害となるのが同重体41Kである.この41Kの影響を少なくするために様々な手法が考えられるが,本発表では⊿E-E検出器を中心に検討していき,その結果を報告する.