2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-5 医療用原子炉・加速器

[2N17-22] 医療応用

2016年9月8日(木) 16:40 〜 18:20 N会場 (くるめりあ六ツ門 会議室)

座長:笹 公和(筑波大)

16:55 〜 17:10

[2N18] PETサイクロトロンの自己遮蔽体の放射化に関する検討

*大石 晃嗣1、柳下 俊行1、山谷 善幸1、小迫 和明2、麻生 智彦3、井原 完有3 (1.日環研、2.清水建設(株)技術研究所、3.国立がん研究センター)

キーワード:自己遮蔽体、放射化、PET、サイクロトロン

平成14年の放射線障害防止法の改正により、放射化物は基本的に放射性同位元素によって汚染された物と同様の規制を受けることになった。放射化物の取り扱い方法には、(1)すべてをRI廃棄物とする、(2)非汚染物以外をRI廃棄物とする、(3)放射化物を一体としてクリアランスする方法が考えられるが、コストや廃止までの期間を考慮すると、最も現実的な方法は(2)の非汚染物を峻別して放射性廃棄物の減容を図ることである。そこで、今回PETサイクロトロンの自己遮蔽体について、その峻別方法を検討したので紹介する。