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[2O03] 光ファイバ型放射線モニタの特性評価
キーワード:原子力プラント、光ファイバ、放射線モニタ、エネルギー特性、長波長発光素子
現行軽水炉の過酷環境時における高温・高線量率環境下で、原子炉建屋及び原子炉格納容器の線量率を測定可能な光ファイバ型放射線モニタシステムの開発を進めている。2015年春の年会で、線量率線形性、耐放射線性、及び、耐圧・耐熱性について報告した。今回、照射方向及びエネルギー特性について評価したので、その結果を報告する。円柱形の検出素子の直径と長さを等しくすることで照射方向依存性が無くなること、及び、80keVのγ線に対する感度が1250keVに対して約25倍あるが、Al2O3ハウジングを用いることで80~1250keVまでの感度を±20%以内とすることが可能なことを確認した。