2016年秋の大会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2O01-05] 原子力プラントモニタリング,ニュートリノ

2016年9月8日(木) 09:35 〜 10:55 O会場 (くるめりあ六ツ門 セミナー室)

座長:岩元 洋介(JAEA)

10:35 〜 10:50

[2O05] 生物合成物質を利用した電気化学的装置に対する原子炉ニュートリノ照射効果

*須田 翔哉1、石橋 健二1、エカサプタ リヤナ1、執行 信寛1、サン グァンミン2、ハン ボヨン2 (1.九州大学工学府エネルギー量子工学、2.韓国原子力研究院)

キーワード:ニュートリノ、弱い相互作用、弱電荷、弱電気モーメント、電気化学

本研究グループでは過去に原子炉ニュートリノ照射下及び、環境ニュートリノ場において低エネルギーニュートリノ測定実験を行った。実験には生物合成物質を利用した電気化学的検出器を用いたが、原子炉ニュートリノ照射下の検出器出力電流は環境中の実験結果よりも明確に増大していた。本研究では新たに出力100万kWのPWRを用いて再実験を行い過去の実験と矛盾しない結果が得られることを確認した。