[2O10-14] 低温検出器，半導体検出器

[2O11] TES型マイクロカロリーメータを用いた超ウラン元素の高精度分光分析

*中村 圭佑¹、前畑 京介²、杉本 哲也²、伊豫本 直子²、石橋 健二²、森下 祐樹¹、高崎 浩司³、満田 和久⁴ (1.原子力機構　核燃料サイクル工学研究所、2.九州大学、3.原子力機構　大洗研究開発センター、4.宇宙航空研究開発機構　宇宙科学研究所)

キーワード：TES型マイクロカロリーメータ、LX線スペクトル、超ウラン元素

再処理施設等で取り扱う核燃料物質の定量的な管理への応用を目的として、高分解能X線検出器であるTES（超伝導相転移端温度計）型マイクロカロリーメータを用いて、超ウラン元素から放出されるLX線スペクトルの分光分析を行った。これまでに主要な超ウラン元素としてPu-239、Am-241及びCm-244のLX線スペクトル測定を実施しており、今回、新たに実施したNp-237のLX線スペクトル測定の結果と併せて、総括的な報告を行う。