2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2O10-14] 低温検出器,半導体検出器

2016年9月8日(木) 14:45 〜 16:05 O会場 (くるめりあ六ツ門 セミナー室)

座長:富田 英生(名大)

15:15 〜 15:30

[2O12] 超伝導転位端センサによる237Np線源のX線及びγ線スペクトル計測

*安宗 貴志1、高崎 浩司1、伊藤 主税1、大野 雅史2、入松川 知也2、高橋 浩之2 (1.日本原子力研究開発機構、2.東京大学)

キーワード:超伝導転位端センサ、Np-237

核物質から発生する硬X線やγ線を極めて高いエネルギー分解能を有する超伝導転移端センサ(TES : Transition Edge Sensor)により分析し、プルトニウムやマイナーアクチニド全元素を精密に弁別、分析しうる革新的な核種同定非破壊分析技術を確立することを目的に、錫放射線吸収体を搭載した硬X線γ線TES検出素子による核燃料物質等の測定試験を実施している。講演では、237Npについての精密測定実証試験で得られたX線及びγ線スペクトルの解析結果やピーク弁別能力評価結果等を報告する。