2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 401-1 基礎物性

[3B01-05] 炉心溶融物の物性評価

2016年9月9日(金) 09:30 〜 10:55 B会場 (久留米シティプラザ 展示室1)

座長:園田 健(電中研)

10:15 〜 10:30

[3B04] 炉心溶融物の物性評価

(4)静電浮遊法を用いて測定したZr-O溶融合金の熱物性

*近藤 俊樹1、大石 佑治1、中森 文博1、岡田 純平2、石川 毅彦3、渡邊 勇基4、牟田 浩明1、黒崎 健1、山中 伸介1,5 (1.大阪大学 大学院工学研究科、2.東北大学 金属材料研究所、3.宇宙航空研究開発機構、4.エイ・イー・エス、5.福井大学 附属国際原子力工学研究所)

キーワード:酸素安定化α-Zr、溶融物、静電浮遊法、密度、粘性、表面張力

ジルカロイ被覆管は原子炉運転中に冷却水との反応により表面に酸化膜を形成するが、冷却材喪失事故(LOCA)が起きると高温水蒸気雰囲気で被覆管の酸化が進み、中層では酸素を固溶したα相が形成される。このα-Zr酸素固溶体が溶融したZr-O溶融合金の粘性、表面張力及び密度を、静電浮遊法を用いて測定した。