2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2 放射性廃棄物処分と環境

[3D01-05] 廃棄体特性・腐食

2016年9月9日(金) 10:40 〜 12:00 D会場 (久留米シティプラザ 展示室3)

座長:桜木 智史(原環セ)

10:55 〜 11:10

[3D02] 使用済燃料直接処分のソースターム評価

(1)海外における瞬時放出パラメータの調査および国内向けパラメータの検討

*長田 正信1、北村 暁1、舘 幸男1、赤堀 邦晃2、近沢 孝弘2 (1.日本原子力研究開発機構、2.三菱マテリアル(株))

キーワード:使用済燃料、地層処分、直接処分、ソースターム、瞬時放出、IRF、FGR

使用済燃料を直接処分する場合、その安全評価において、処分容器が破損した場合に使用済燃料から地下環境へ放出される放射性核種の種類、放出量、放出時期、放出速度、化学形態等の評価(総称してソースターム評価)が重要であるが、国内における検討例は少ない。そのため、直接処分政策を進めているスウェーデン、フィンランド、スイス等で実施された直接処分の安全評価事例を主な対象として、ソースタームのうち比較的速やかに放出される(瞬時放出)核種に着目して調査した。また、調査結果を基に、国内において安全評価を試行するための暫定的な瞬時放出パラメータを検討した。