2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[3G05-09] 耐震・免震技術1

2016年9月9日(金) 10:35 〜 12:00 G会場 (久留米シティプラザ スタジオ2)

座長:肥田 剛典(東大)

11:35 〜 11:50

[3G09] 高速炉炉心の3次元集合体変位を考慮した耐震性評価手法の高度化

(2)熱変形・照射変形の影響評価

岩崎 晃久1、門出 匡胤1、*松原 慎一郎1、碇本 岩男1 (1.三菱重工業)

キーワード:FBR、3次元、耐震解析、REVIAN-3D、炉心変形

高速炉の炉心構成要素は地震荷重により振動し、制御棒挿入の阻害や衝突荷重が生じる。この振動挙動を適切に評価するために3次元炉心群振動解析手法を開発している。ここで、炉心構成要素に熱変形・照射変形が生じると隣接する炉心構成要素との干渉に影響を与える。3次元炉心群振動解析手法を高度化することで、熱変形・照射変形による初期変位を考慮して計算可能とした。また、試解析の結果から、スウェリングによる衝突荷重や水平変位の影響について確認することができた。