2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[3G14-16] 耐震・免震技術3

2016年9月9日(金) 15:50 〜 16:40 G会場 (久留米シティプラザ スタジオ2)

座長:皆川 佳祐(埼玉工大)

15:50 〜 16:05

[3G14] 原子力施設の免震技術の開発

(1)免震装置のフラジリティ

*秋本 高英1、吉田 伸一1、竹内 義高1、大河内 靖雄2、小杉 慎司3、佐藤 邦彦4、平井 秀男5 (1.大林組、2.中部電力、3.日立GEニュークリア・エナジー、4.三菱重工業、5.東芝)

キーワード:免震、確率論的地震リスク評価、免震建屋、フラジリティ曲線、残余のリスク

原子力発電所の設計では、地震に対する確率論的安全性評価の実施が求められている。本研究では、別途免震型原子炉建屋を対象としたフラジリティ評価を実施し、耐震成立性の目途を得ている。このうち、本報は免震型原子炉建屋を対象とした免震装置の地震フラジリティ評価手法について提案するものである。ここでは、地震時損傷モードを定義し、免震装置の破断限界に対する損傷確率の算定方法を提案するとともに、PWR型免震建屋を対象にフラジリティ評価例を示す。