[3H06-09] Development of Test Facility and Technology

[3H06] Development of plasma heating technology for simulation of LWR severe accident behavior

(1)Objectives and JFY2014 Outcomes

*Ikken Sato¹, Yuta Abe¹, Toshio Nakagiri¹, Yuji Nagae¹, Akihiro Ishimi¹ (1.Japan Atomic Energy Agency)

Keywords:severe accident, non-transfer type plasma heating, Boiling Water Reactor, core-material relocation behavior (CMR), Fukushima-Daiichi NPP accident

原子力機構では福島第一原発事故時の事象推移解明に向けて、非移行型プラズマ加熱を用いたBWRシビアアクシデント時の炉心物質の下部プレナムへの移行挙動(CMR)に着目した試験の実施を検討している。非移行型プラズマ加熱は酸化物燃料が溶融するような高温条件の達成や連続的な加熱の実現性の観点で有望であるが、シビアアクシデントの実験研究分野への適用例はなく、その適用性を確認して試験技術を確立する必要があった。そこで機構ではH26年度に模擬燃料ロッドを主体とした小規模試験体(縦横約10cm×高さ約20cm)をプラズマトーチで加熱する予備試験を行い、燃料の一部溶融を確認することなどにより、本プラズマ加熱の基本的な適用性を確認した。