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[3I03] 20年間のもんじゅプラントデータから得られた成果について
(3)2次ナトリウム純化系コールドトラップの純化効率について
キーワード:もんじゅ、コールドトラップ、純化効率、水素計、拡散水素量、水リーク
もんじゅにおいては、蒸気発生器伝熱管からの万一の水リークが事故に拡大する前に、2次ナトリウム中の水素濃度変化を捉え、水リークを早期に検知し対応することが重要である。その検出感度は、通常運転時における伝熱管を通して水側から2次ナトリウム中へ拡散してくる水素量と、それを除去するコールドトラップの性能に依存する。そこで、今回は2次ナトリウム純化系コールドトラップの設計で期待した純化効率と約20年間の実機での運転データを用いて導出した純化効率について確認をおこなった。