2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[3I01-07] もんじゅプラントデータ及び次世代ナトリウム冷却炉

2016年9月9日(金) 10:00 〜 11:55 I会場 (久留米シティプラザ 小会議室)

座長:出町 和之(東大)

10:30 〜 10:45

[3I03] 20年間のもんじゅプラントデータから得られた成果について

(3)2次ナトリウム純化系コールドトラップの純化効率について

*佐藤 健1、大川内 靖1、中村 恵英 1、澤崎 浩昌1 (1.日本原子力研究開発機構)

キーワード:もんじゅ、コールドトラップ、純化効率、水素計、拡散水素量、水リーク

もんじゅにおいては、蒸気発生器伝熱管からの万一の水リークが事故に拡大する前に、2次ナトリウム中の水素濃度変化を捉え、水リークを早期に検知し対応することが重要である。その検出感度は、通常運転時における伝熱管を通して水側から2次ナトリウム中へ拡散してくる水素量と、それを除去するコールドトラップの性能に依存する。そこで、今回は2次ナトリウム純化系コールドトラップの設計で期待した純化効率と約20年間の実機での運転データを用いて導出した純化効率について確認をおこなった。