2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[3I08-14] 宇宙用原子炉,高温ガス炉,及び被覆粒子軽水炉

2016年9月9日(金) 14:45 〜 16:40 I会場 (久留米シティプラザ 小会議室)

座長:西山 潤(東工大)

14:45 〜 15:00

[3I08] 小型分散電源用原子炉システムの開発

1)月面・火星ミッションを想定した原子炉システム・炉心コンセプト

*木村 礼1、和田 怜志1、吉田 大志1、兵藤 義浩1、星野 邦雄1、西岡 佳朗1 (1.東芝)

キーワード:小型炉、宇宙炉、システム設計、熱電発電、自律制御、核熱連成、臨界安全、核セキュリティ

将来の月面・火星探査において,小型原子炉を熱源とした電源システムの利用が考えられている.この様な宇宙環境で原子炉を用いるには小型軽量かつ高い自律制御性・臨界安全性・核セキュリティ性が求められる.また,これらは地上の分散電源用システムにも同様に求められる特性である.本研究は極限環境で利用可能な原子炉システムの開発を通じ,新しい分散電源用原子炉のコンセプトを構築する事が目的である.本発表では原子炉システム及び炉心コンセプトについて発表を行う.