2016年秋の大会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3J01-03] 環境修復2

2016年9月9日(金) 09:30 〜 10:20 J会場 (久留米シティプラザ 中会議室)

座長:下山 巖(JAEA)

09:45 〜 10:00

[3J02] 第一原理計算によるCs-Si-Fe-O系化合物の相安定性評価

*鈴木 知史1、中島 邦久1、逢坂 正彦1 (1.日本原子力研究開発機構)

キーワード:Cs-Si-Fe-O化合物、化学吸着、第一原理計算

シビアアクシデント(SA)時における炉内外のFPの放出・移行挙動評価の一環として、炉内構造材に化学吸着するCs化合物の評価を進めている。これまで報告のあった、Siを含む酸化物の形成挙動を確かめるため、第一原理計算によりCs-Si-O系化合物とCs-Si-Fe-O系化合物について構造最適化計算を行った。その結果、CsSi2FeO6が最も安定である結果が得られたが、これは、吸着化合物中のCsとSiの組成比が1:2 である既往報告結果と整合するものである。