2016年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[3L10-14] 未臨界評価・監視1

2016年9月9日(金) 14:45 〜 16:05 L会場 (久留米シティプラザ 大会議室2)

座長:遠藤 知弘(名大)

15:00 〜 15:15

[3L11] 燃料デブリ取り出し時の臨界性評価とその精度に関する研究

*佐藤 嘉晃1、鈴木 貴也1、高木 直行1、竹澤 宏樹1、リン ペンホン2 (1.東京都市大学、2.株式会社ナイス)

キーワード:臨界解析、燃料デブリ、STGM( Statistical Geometry Model )

燃料デブリ取り出し作業時においては、臨界性に大きな影響を与えると考えられる水/燃料体積比やデブリの形状、寸法が変わり得る。よって、燃料デブリ取り出し作業において考えうる様々な状況下での臨界性を確認する必要がある。
一方で、多数の粒子状デブリの空間位置を確率的に定めた場合と、明示的に格子状に配置した場合では、モンテカルロコードMVPによる臨界解析の結果に違いが生じることが分かっている。そこで、デブリ臨界解析の妥当性や解析精度の検討を行った。