[PL2L01] 全体概要
新規制基準への適合性審査においては、様々な外部ハザードに対する影響評価が求められている。しかし、対象とする現象のスケールが非常に大きく、また、現象の不確定性も大きいため、試験によって影響評価を行うことは困難であり、一般的に、数値解析を用いた評価が実施されている。ただし、解析を実施する場合においても、適切なモデル選択や境界条件設定といった課題が残されており、十分な説明性を有する解析結果を得ることは容易ではない。本セッションでは、津波、竜巻、航空機衝突の3現象を対象とした解析評価について専門家による講演を実施し、外部ハザード評価における数値解析の適切な活用法や今後の解析精度向上に係る課題などについて議論を行う。