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[1A04] Ir-192 密封小線源を用いたケロイド治療における被ばくの評価
キーワード:被ばく、小線源治療、ケロイド、モンテカルロシミュレーション
日本医科大学付属病院放射線治療科では、術後電子線照射を中心としたケロイド治療を行ってきたが、2008 年に線量集中性に優れ、複雑な形状の患部にも順応して治療できるという利点を持つIr-192 密封小線源による表在照射治療を開始した。この治療法は既に臨床実績をあげているものの、高エネルギーγ線を使用するため患部近傍のリスク臓器への被ばくが懸念される。そこで本研究では放射線輸送計算コードPHITS により胸部術創に伴うケロイドを仮定し、各臓器への被ばく線量を評価した。