16:35 〜 16:50
[1A11] 高空間線量率環境下における創傷部プルトニウム検出法の検討
キーワード:プルトニウム、蛍光X線、特性X線
創傷部プルトニウム汚染事故において、α線が血液で遮蔽されて
検出が難しい場合はGe半導体検出器による特性X線測定が選択される。
しかし、Ge半導体検出器は高空間線量率下では同時に入射した
γ線のコンプトン散乱線の影響でX線領域におけるバックグラウンドが
上昇して特性X線の測定が困難となる。これに対し、蛍光X線分析に
用いられるSDDは非常に薄く、γ線の影響をほとんど受けない。
そこで、Cs-137線源によって意図的に高線量率環境を再現し、
その中でプルトニウムから放出される特性X線の測定とプルトニウムの
蛍光X線測定を行い、これを比較した。
検出が難しい場合はGe半導体検出器による特性X線測定が選択される。
しかし、Ge半導体検出器は高空間線量率下では同時に入射した
γ線のコンプトン散乱線の影響でX線領域におけるバックグラウンドが
上昇して特性X線の測定が困難となる。これに対し、蛍光X線分析に
用いられるSDDは非常に薄く、γ線の影響をほとんど受けない。
そこで、Cs-137線源によって意図的に高線量率環境を再現し、
その中でプルトニウムから放出される特性X線の測定とプルトニウムの
蛍光X線測定を行い、これを比較した。