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[1B11] Influence of differences between seismic response evaluation methods for equipment and piping of a nuclear facility
Keywords:seismic evaluation, stress evaluation, nuclear reactor building, three-dimensional building model , multi-input method
本研究は、原子力施設の機器・配管等の耐震裕度評価に資するため、原子力施設機器の耐震評価手法の違いが評価結果に及ぼす影響を調査することを目的とする。入力地震動は、茨城県大洗地区を対象に作成した最大加速度700~1100ガルの200波の入力地震動のうちの1波を選定した。床応答スペクトルを用いる従来法、多入力法、および、3次元モデルを用いた応答解析手法による耐震余裕評価を実施し、手法による差異をまとめた。複数の機器系統について評価を実施した結果、今回のモデルプラントの主要機器の場合、多入力法および3次元モデルを用いた応答解析手法による結果は従来法の約半分の応答となることを確認した。