2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1. 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1C01-07] 二相流・相変化1

2016年3月26日(土) 10:10 〜 12:00 C会場 (講義棟B棟 B103)

座長:古谷 正裕(電中研)

10:10 〜 10:25

[1C01] 地震加速度付加時の気液二相流の詳細予測技術高度化に関する研究

(31)水平方向加振付加時における単一上昇気泡の三次元可視化計測

*宮崎 彬史1、加藤 由幹2,1、金川 哲也1、金子 暁子1、文字 秀明1、吉田 啓之2、阿部 豊1 (1.筑波大、2.原研 )

キーワード:地震動、単一気泡、気液二相流

原子力発電所において、地震発生時における各機器の安全性の確保は極めて重要である。特に地震動による原子炉炉心や配管系などの構造の安全性評価は最も重要な要素の1つである。これまで多くの研究が行われてきたが、地震動が付加された場合における気泡を含む流動系の応答特性に関する知見は不十分だと考えられる。そこで本研究では、構造物に振動が付加された際の,気液二相流における各相の挙動を可視化計測実験の実施することで、構造物振動付加による二相流挙動への影響を解明することを目的とする。
本報告では、水平方向構造物振動を与えた垂直矩形水槽内に生成した単一上昇気泡の振動に対する追従性を,三次元可視化結果を元に評価をし,ならびに加振方向水平面に対して気泡周囲の液相速度場について報告する.