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[1C10] ジルコニウム-水蒸気反応可視化実験
1. 可視実験装置の概要
キーワード:ジルコニウム-水蒸気反応、酸化被膜、水素生成、可視化実験
ジルコニウムと水蒸気の反応では、ジルコニウムの温度の関数としての反応速度が公開されている。また、反応生成物である酸化ジルコニウムの生成により反応が阻害され、反応速度が時間とともに低下する。酸化被膜は熱膨張ほかの機械的要因などにより損傷すると、反応速度が再上昇する。本実験ではジルコニウム合金(Zry-2)を加熱し、水蒸気と接触させ、1300℃までの高温でのZr-steam反応による水素発生量を測定すると共に、温度外乱による被膜損傷による水素発生量の増加を可視化装置を用いて、観測し、定量化することを試みた。