2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1. 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1C08-14] シビアアクシデント1

2016年3月26日(土) 14:45 〜 16:30 C会場 (講義棟B棟 B103)

座長:工藤 義朗(規制庁)

16:15 〜 16:30

[1C14] 分布定数モデルに基づくGOTHICによるNUPEC M-7-1試験解析

*西村 健1、堀田 亮年1 (1.原子力規制庁長官官房技術基盤グループ)

キーワード:水素リスク評価、数値解析、GOTHIC、格納施設、シビアアクシデント

GOTHIC の空間ノードの離散化は、集中定数系で平均場として扱うモデルと、有限差分法により多次元空間分割して扱う分布定数モデルが併用できる。GOTHICの妥当性確認報告書でのNUPEC水素混合試験モデルは、集中定数モデルを中心にドーム区画等の一部に数10 点程度の粗い分布定数モデルを適用している。そこで、大規模CFD解析への境界条件生成のためにGOTHICが適用可能であることを確認するため、ベースモデルと比べ大幅に分割数を増加した数千点規模の詳細分布定数モデルによる気体濃度分布に対する効果について検討した。