2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2. 放射性廃棄物処分と環境

[1E12-15] 地質環境・核種溶解度

2016年3月26日(土) 15:50 〜 16:55 E会場 (講義棟B棟 B202)

座長:斉藤 拓巳(東大)

15:50 〜 16:05

[1E12] 地質環境調査技術・評価手法の実証

地質環境モデルの精緻化に向けた検討

*吉村 公孝1、西尾 光1、近藤 浩文2 (1.原子力発電環境整備機構、2.電力中央研究所)

キーワード:地層処分、実証試験、地質環境モデル、精密調査

原子力発電環境整備機構と電中研は,地層処分事業における概要調査および精密調査前半で,地表からの調査で必要となる地質環境の調査・評価技術の適用性を確認・検証するために,2006年度から電中研横須賀地区において,共同研究を進めてきた。
このうち,2012~2014年度は,精密調査段階前半を想定した地質環境の調査技術・評価手法の実証を実施した。実証では,前フェーズの調査で構築した地質環境モデルについて,地質環境モデルの精緻化を行うことを目的として,新規ボーリング調査と既存孔を利用した孔間調査を実施した。発表では取得したデータに基づいて地質環境モデルの更新と精緻化を行い、調査技術の適用性を確認した内容について紹介する。