2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2. 放射性廃棄物処分と環境

[1E12-15] 地質環境・核種溶解度

2016年3月26日(土) 15:50 〜 16:55 E会場 (講義棟B棟 B202)

座長:斉藤 拓巳(東大)

16:05 〜 16:20

[1E13] 幌延地域における地下水年代と地質年代・地史との比較検討

*中田 弘太郎1、長谷川 琢磨1、大山 隆弘1、幡谷 竜太1、笹本 広2、石井 英一2、宮川 和也2 (1.電中研、2.原子力機構)

キーワード:地下水年代、地質年代、地史、安定性

高レベル放射性廃棄物処分の安全評価では、地下水シナリオが主要な評価対象であると考えられており、長年に亘って地下水が移動しにくいサイトを選定することが重要である。ある地点における地質年代・地史と地下水の地下での滞留時間(地下水年代)を比較することにより、隆起・沈降等の地質的な変動を受けても地下水が動きにくいサイトについて情報を得ることができる可能性がある。
本発表では、北海道幌延地域を例とし、地下水と地質年代・地史を比較することで、地質的な変動を含めた地下水の安定性について議論する。