5:25 PM - 5:40 PM
[1E18] Study of evaluation method to determine the radioactivity concentration of radioactive wastes
generated from post-irradiation examination facilities
Keywords:evaluation methods to determine radioactivity concentrations, post-irradiation examination facilities, radioactive wastes generated from research, industrial, and medical facilities
日本原子力研究開発機構は、研究施設等から発生した低レベル放射性を対象とする埋設処分事業を計画している。研究施設等廃棄物は様々な施設から発生しており、埋設処分事業を円滑に推進するためには、放射性廃棄物の特徴を踏まえた合理的な廃棄物確認の方法を確立する必要がある。この一環として、ニュークリア・ディベロップメント株式会社の照射後試験施設をモデルに、照射後試験施設から発生する放射性廃棄物に対する共通的な放射能濃度評価手法の検討を行った。本検討では、17 核種(Sr-90、Tc-99、U-235,238、Pu-238,239+240,241、Am-241、Cm-244等) に対し、実搬入燃料のデータを用いORIGEN-2 計算コードによる放射化・燃焼計算によって得られた核種組成比と実際の廃棄物試料の放射化学分析結果と比較し、理論計算を主体とした放射能濃度評価手法の適用性を確認した。