2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1. 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[1F16-20] 高速炉の安全評価4

2016年3月26日(土) 16:40 〜 18:00 F会場 (講義棟B棟 B201)

座長:守田 幸路(九大)

16:40 〜 16:55

[1F16] 高速炉の炉心損傷事故起因過程解析コードによる炉内試験解析

(1)SAS4Aコード及びCABRI炉内試験の概要

*深野 義隆1、今泉 悠也1、吉岡 尚憲2、赤堀 央2 (1.原子力機構、2.(株)NESI)

キーワード:ナトリウム冷却高速炉、シビアアクシデント、SAS4Aコード、CABRI炉内試験

ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷起因過程解析コードSAS4Aを用いて、国際共同CABRI炉内試験の解析を実施した。本研究では、いずれも中程度の燃焼度で低スミア密度燃料を用い、出力パルスの印加タイミングの異なる3試験を対象に試験解析を行った。本発表では、SAS4Aコードのモデル概要、及び解析の対象としたCABRI炉内試験の概要について説明し、後続の発表で各試験の解析結果について報告する。