2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1. 放射性廃棄物処理

[1G17-19] 核種分離・回収技術1

2016年3月26日(土) 17:30 〜 18:15 G会場 (講義棟B棟 B203)

座長:深澤 哲生(日立GE)

17:45 〜 18:00

[1G18] 天然鉱物を用いた放射性核種吸着セラミック多孔体のCs及びSr吸着特性

*杉立 大和1、矢野 豊彦1、吉田 克己1、高田 忠彦2 (1.東工大、2.合同会社シリカマテリアル)

キーワード:鉱物、セラミック多孔体、吸着

福島第一原子力発電所港湾内の滞留放射能汚染水の処理を目的として、天然鉱物を原料に用いた多孔質セラミック吸着材を作製し、焼成温度の違いが焼成体の微構造や水中のCs及びSr吸着機能などに及ぼす影響を調べた。焼成固化後も両元素に対する高い吸着機能は残存しており、滞留汚染水の浄化に十分な効果を果たすことが出来る見通しを得た。