2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1. 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[1I05-08] 概論

2016年3月26日(土) 11:00 〜 12:00 I会場 (講義棟B棟 B200)

座長:中村 康一(電中研)

11:45 〜 12:00

[1I08] 原子力のリスクと対策の考え方 - 社会との対話のために -

(2)リスクに基づく合理的な安全の考え方について

*氏田 博士1、村松 健2、富永 研司3、安藤 弘4 (1.キヤノングローバル戦略研究所、2.東京都市大学、3.原子力安全推進協会、4.原子力安全システム研究所)

キーワード:PRA、リスクベネフィット解析、深層防護

原子力の安全の考え方を、リスクに基づく定量的で合理的な手段で整理することが望まれる。[K1] 本来、確率論的リスク評価(PRA) とリスクベネフィット解析は、我が国のエネルギー政策を合理的に進めるうえで不可欠なものである。我が国の安全評価を合理的に実施するうえで、安全設計・運用の方式を再構築するとともに、リスク評価とリスクベネフィット解析を有効活用する方策を検討する。