2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1. 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[1I13-16] 過酷事故対策2

2016年3月26日(土) 15:50 〜 16:55 I会場 (講義棟B棟 B200)

座長:安藤 弘(INSS)

16:35 〜 16:50

[1I16] シビアアクシデント対策としての放射性ヨウ素吸着剤AgXとAgRについて

*小林 稔季1、王 吉豊1、石川 慶浩1、宇津山 雄一郎1、遠藤 好司1 (1.ラサ工業 電子材料事業部)

キーワード:AgX および AgR 吸着剤、吸着率、放射性ヨウ素、原子力発電所、フィルターベント

ラサ工業では、シビアアクシデント対策としてフィルターベントに設置される、放射性ヨウ素吸着剤として、AgX(銀ゼオライト)を商品化し、日本の原子力発電所でも採用されています。しかし、ベント条件は原発毎に条件が異なり、その特性に合わせた吸着剤が要望されています。今回、新たな放射性ヨウ素吸着剤AgRを開発しましたので、その特性を発表します。また、AgXについても追加の試験結果や応用分野(モバイル型の空気清浄機)についても簡単に発表します。