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[1K02] 誘導放射能評価システムの開発(線量計算用崩壊データDECDC2の導入)
キーワード:PHITS、崩壊データ、線量評価
原子炉の廃炉や加速器施設の廃止における作業計画の立案や廃棄物量を評価するため、PHITSとDCHAINを組み合わせた誘導放射能評価システムを開発している。その中で、誘導放射能による作業員の被ばく評価等を効率的かつ詳細に行うために、PHITSに線量計算用崩壊データDECDC2を導入するとともに、崩壊計算機能を実装した。この改良により、放射能の物理的減衰によって経時的に変化する放射線場での線量を効率的に評価できるようになった。