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[1L05] イメージングプレート法およびβ線誘起X線計測法によるJET ITER-like wall 実験ダイバータタイル上のトリチウム分布測定
キーワード:トリチウム、ダイバータ、タングステン、ベリリウム
ITERではBeを第一壁、Wをダイバータに用いることが予定されている。これらの材料のトカマク環境下での特性を調べるため、欧州のJETにおいてITER-like wall実験が実施されている。本発表では、W被覆ダイバータタイル上のトリチウム(T)分布をイメージングプレート(IP)によるβ線計測および半導体検出ならびにIPによるβ線誘起X線計測で調べた結果を報告する。β線強度はBe堆積層で覆われている部分で高く、TがBeと共堆積していることがわかった。しかし、堆積層の厚さとβ線強度は単純な比例関係にはなく、堆積層の不純物(酸素、炭素等)がT捕獲量に影響を与えていることが示唆された。一方、β線誘起X線は主にタイル中に高エネルギーで打ちこまれたTの寄与により、その強度はコアプラズマに近い位置ほど高い値を示した。