15:50 〜 16:05
[1M11] 研究拠点機能向上のための遠隔技術開発
(2)作業者訓練用バーチャルリアリティシステムの導入
キーワード:作業者訓練、バーチャルリアリティ
東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置においては、原子炉建屋内へ人が容易に立ち入ることが困難であるため、現場に行かずとも現場の状況を把握出来ることが重要となる。日本原子力研究開発機構では、バーチャルリアリティ空間を用いて廃止措置に係る作業員の教育・訓練等を行うバーチャルリアリティシステムを楢葉遠隔技術開発センターに整備した。
このシステムの主な機能は、ウォーク・フライスルー機能、照明設定機能、空間・被ばく線量表示機能、距離計測機能及び任意物体投入機能等があり、あたかもその環境に居るような現実感の中で作業計画の立案・検討や作業員の教育・訓練を可能としている。また、これらの機能に加え、原子炉格納容器下部の補修・止水作業に用いる遠隔操作機器の操作訓練機能の開発も進めている。これらの現状について報告する。
このシステムの主な機能は、ウォーク・フライスルー機能、照明設定機能、空間・被ばく線量表示機能、距離計測機能及び任意物体投入機能等があり、あたかもその環境に居るような現実感の中で作業計画の立案・検討や作業員の教育・訓練を可能としている。また、これらの機能に加え、原子炉格納容器下部の補修・止水作業に用いる遠隔操作機器の操作訓練機能の開発も進めている。これらの現状について報告する。