2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1. 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1O04-08] 計算手法高度化1

2016年3月26日(土) 10:45 〜 12:00 O会場 (講義棟C棟 C201)

座長:遠藤 知弘(名大)

11:15 〜 11:30

[1O06] 高温ガス炉のための動特性評価手法の開発(JAEA/INL共同研究)

*本多 友貴1、佐藤 博之1、中川 繁昭1、Bayless Paul2、Strydom Gerhard2、Baker Robin2、Gougar Hans2、坂場 成昭1 (1.日本原子力研究開発機構 、2.アイダホ国立研究所)

キーワード:高温ガス炉、高温工学試験研究炉、RELAP5、炉心流量喪失試験(LOFC試験)

原子力機構と米国アイダホ国立研究所(INL)は、日本の高温工学試験研究炉(HTTR)、米国の炉外試験装置(HTTF)等の試験データ(公開資料)の相互活用により、高温ガス炉用シミュレーション手法の検証・高度化を目指した協力研究を開始した。本研究は、炉心入口と炉心出口の冷却材の温度差が大きく過渡時の温度挙動が複雑となる高温ガス炉のための動特性評価手法の構築及びHTTRの炉心流量喪失試験(LOFC試験)データを用いた検証を目指す。本報では、使用するコード及びモデルの概要、並びにHTTRのLOFC試験のシミュレーション結果を示す。