[2A10-14] 福島事故関連：環境放射能・線量評価1

[2A10] モニタリングステーションNaI波高分布を用いた茨城県における大気中放射能濃度推定

(1)推定精度の検証とXe-133大気中濃度推定

＊寺阪 祐太¹、廣内 淳¹、平尾 茂一²、森泉 純¹、山澤 弘実¹、杉浦 宏樹¹、桑原 雄宇³ (1.名古屋大学、2.福島大学、3.茨城県環境放射線監視センター)

キーワード：波高分布、EGS5、大気中放射能濃度、キセノン133、福島第一原子力発電所事故

福島第一原子力発電所事故初期に茨城県のモニタリングステーションで測定された波高分布を用いて、核種毎に大気中放射能濃度を推定した。東海村で測定された空気サンプリングによる測定値との比較から本研究の推定値の妥当性を検証した。さらに、これまで茨城県内で測定値が得られていないキセノン133の大気中濃度を推定した。