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[2A13] 福島第一原子力発電所港湾内海水環境評価
(1)モニタリングデータの 分析と核種濃度の推移
キーワード:福島第一原子力発電所港湾
福島第一原子力発電所(1F)事故以来、汚染水の海洋漏洩による沿岸生態系や 海洋環境全体への影響が危惧されており、漏洩を防ぐための様々な対策が東電により実施されてきた。これらの対策の分析と今後の推移を予測し、1Fの 海洋環境へのリスクを評価するには、これまで東電が 公開してきた港湾内海水のモニタリングデータを分析し、海水や各核種の動態挙動の知見を取得することが重要となる。本講演では、モニタリングデータの中から複数の核種のデータの推移を比較することで、動態の違いを鮮明にし、港湾内等での各核種による汚染状況における今後の課題を明らかにする。