2016年春の年会

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[2A15-18] 福島事故関連:放射線(能)測定

2016年3月27日(日) 16:05 〜 17:10 A会場 (講義棟B棟 B102)

座長:廣内 淳(JAEA)

16:05 〜 16:20

[2A15] 避難指示区域住家屋内の放射性セシウム汚染

*吉田 浩子1、金上 孝1、佐藤 泰2、細田  正洋3、内藤  豊4、亀山  水城4 (1.東北大学、2.産総研、3.弘前大学、4.日環研)

キーワード:避難指示区域、住家、屋内表面汚染、発電所事故

2013年〜2015年にかけて、避難指示区域(飯舘村、南相馬市小高区、双葉町、大熊町、富岡町)の木造住家 95戸について屋内の表面汚染を乾式スミア法により調査した。Cs-134,137が検出され、汚染レベルには地域差があり福島第一原発からの距離に依存性していることがわかった。原発に近い地域では、汚染レベルは原発からの距離のほぼ二乗に反比例していた。原発から1.6kmの住家での屋内汚染の空間線量率への寄与は0.3µSv/h(2011年3月の時点)と評価された。