[2A15-18] Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident: Radiation Measurement

[2A18] Study on rapid analysis of the tritium in groundwater into the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station

(2)Application to the groundwater into the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station

＊tatsuya endo¹, hiroshi nemoto¹, takuyo yasumatsu¹, takao ohtomo², hirokuni sasaki², hiroaki saneshige² (1.Tokyo Power Technology Ltd., 2.Tokyo Electric Power Company)

Keywords:Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, Tritium, Solid phase extraction, Groundwater, Radiochemical analysis

東京電力福島第一原子力発電所で発生する放射性核種を含んだ汚染水（サブドレン水等）のトリチウム濃度分析は、試料を蒸留法で精製後液体シンチレーションカウンターを用いて計測している。
しかし、設備上の制約により一度に蒸留できる試料は限られており、多量の試料を迅速に分析可能な手法が求められている。
一度に多量の試料を処理することが出来るトリチウムカラムによる分析の迅速化を目的とし、東京電力福島第一原子力発電所構内で採取したサブドレン水を用いた試験を行った。
RI添加回収試験、蒸留法との比較試験によりサブドレン水とその他の浄化水排水分析に適用可能であることが確認できた。