2:45 PM - 3:00 PM
[2F10] Quantitative evaluation of stabilization of hybridization between uranium species and cement-based materials in environmental water
Keywords:Thermodynamic caluclation, Uranium species, Cement-base materials
福島第一原子力発電所の廃止措置では、格納容器底部の燃料デブリとセメントの相互作用を調べる必要があり、また放射性廃棄物のセメントによる閉じ込め機能を検討する必要がある。このためにはセメント系材料CSHとウランとの相互作用の知見が非常に重要である。本発表では、既存の熱力学データに基づいて高塩濃度、高アルカリ領域、多様な酸化還元雰囲気におけるウランの化学種を整理し、セメント系材料の安定性を評価した結果を報告する。