2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-2. 放射性廃棄物処分と環境

[2F10-13] 人工バリア

2016年3月27日(日) 14:45 〜 15:50 F会場 (講義棟B棟 B201)

座長:佐藤 努(北大)

15:30 〜 15:45

[2F13] 微視的な構造の変化を考慮した弾塑性モデルによる締固めたベントナイトの一次元除荷・再載荷挙動のシミュレーション

*田中 幸久1、渡邊 保貴1 (1.電力中央研究所)

キーワード:ベントナイト、一次元除荷、モデル化

飽和した締固めベントナイトは,供試体に作用する平均有効応力がある閾値より大きい場合には,モンモリロナイト結晶の層間距離が一定であるが,その閾値より小さい場合には層間距離が増大してそのことが,供試体の体積を増大させる.こうした微視的構造の変化を既存の弾塑性モデルに導入して,一次元除荷時ならびに再載荷時の挙動の数値シミュレーションを行った.その結果,このモデルにより,実験結果を精度良く再現できることがわかった.