2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 401-2. 核燃料とその照射挙動

[2G01-06] 燃料挙動評価

2016年3月27日(日) 10:20 〜 12:00 G会場 (講義棟B棟 B203)

座長:田中 康介(JAEA)

11:35 〜 11:50

[2G06] 使用済BWR燃料被覆管の機械的性質に及ぼす水素化物析出形態の影響

*山内 紹裕1、緒方 惠造1、秋山 英俊1 (1.原子力規制庁長官官房技術基盤グループ)

キーワード:沸騰水型原子炉、燃料被覆管、機械的性質、延性、ジルカロイ、水素化物、析出形態

沸騰水型原子炉(BWR)で照射された燃料被覆管に周方向引張応力負荷条件下で水素添加して水素化物の析出方位を調整する配向処理を施し、内圧破裂試験により機械的性質を調べた。周方向破断伸びは配向処理時間の増加とともに低下する傾向を示した。また、水素化物の方位及び析出頻度を反映した指標と周方向破断伸びは一定の相関を示した。