2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 401-2. 核燃料とその照射挙動

[2G07-10] 基礎物性・新燃料

2016年3月27日(日) 14:45 〜 15:55 G会場 (講義棟B棟 B203)

座長:笠田 竜太(京大)

15:15 〜 15:30

[2G09] ハルデン炉プロジェクトとの液体核燃料実現のための照射リグ開発

*渡邉 崇1、木下 幹康1,2、岩下 強3、千葉 文浩1、古川 和朗4、古川 雅章1、ハートマン クリスチャン5,6、カールセン ヨーン5,6、皆川 洋治5,6、マックグラス マーガレット5,6 (1.トリウムテックソリューション、2.東京大学、3.イーエステクノロジーズ、4.高エネルギー加速器研究機構、5.Institute for Energy Technology、6.The OECD Halden Reactor Project)

キーワード:フッ化物溶融塩、RinR、電気化学、熱流動、液体燃料

原子燃料サイクルを高効率でより低いコストで実現するための革新的技術として乾式再処理と直結できる液体核燃料への期待がある。しかしながらその実現を現実的なものとするためには、原子炉照射・燃焼時の性能を確証することが必要である。このため液体溶融塩燃料の照射カプセルの開発と実験の準備をOECDハルデン炉プロジェクトと共同で開始した。このハルデン炉を用いて行う実験計画について、その概要と進捗状況を報告する。