2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 401-2. 核燃料とその照射挙動

[2G16-19] FP放出挙動

2016年3月27日(日) 17:20 〜 18:30 G会場 (講義棟B棟 B203)

座長:小無 健司(東北大)

18:05 〜 18:20

[2G19] 表面・界面効果を考慮した溶融燃料中の揮発性核分裂生成物の挙動評価

(3)固体CsIの熱物性および熱的欠陥生成

*村上 幸弘1、石井 大翔2、黒崎 健2,3、大石 佑治2、牟田 浩明2、宇埜 正美1、山中 伸介1,2 (1.福井大学附属国際原子力工学研究所、2.大阪学大学院工学研究科、3.JST さきがけ)

キーワード:CsI、比熱、熱伝導度、線熱膨張率、格子欠陥

揮発性の高い化学種を有するFPとして知られるCsとIの主な化学種の一つであるCsIに対し、熱的特性として、固体CsIでの熱膨張率、比熱および熱伝導度の測定を行い、その温度依存性を評価した。650 K以上の温度域でこれら物性の温度依存に欠陥生成に関係すると考えられる変化が観察された。CsI熱物性の温度依存性および温度依存変化から求めた欠陥生成パラメータ等についての報告を行う。