2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1. 炉材料とその照射挙動

[2H11-16] モデリング 

2016年3月27日(日) 14:45 〜 16:25 H会場 (講義棟B棟 B204)

座長:松川 義孝(東北大)

16:00 〜 16:15

[2H16] 圧力容器鋼の中性子照射脆化モデリング

(2)圧力容器保全のためのリスク評価

*森下 和功1、中筋 俊樹1、阮 小勇1 (1.京都大)

キーワード:中性子照射脆化、原子炉圧力容器、リスク評価、保全最適化、リスクベースな保全計画

軽水炉の高経年化による劣化事象の1つとして圧力容器鋼の中性子照射脆化があげられる。照射脆化は、予測式による予防保全が行われており、脆化予測式の精度向上のための研究が盛んに行われている。本研究では、保全重要度の検討のために地震PRAの手法を援用して圧力容器破壊のリスク評価手法を構築した。そして、現在行われている脆化予測式の予測精度向上および照射脆化の保全活動の高度化について議論を行った。なお、本発表は“圧力容器鋼の中性子照射脆化モデリング:(1)脆化予測シミュレーション”とのシリーズ発表である。